歴史と伝統の保存食品メーカー
レモンで有名なシチリアがある南イタリア。
温暖な気候と栄養分が豊富な土壌に恵まれており
様々な高品質な食材を世界に輸出しています。
また南イタリアのでは古代ギリシア人が植民した
一帯を「マグナ・グラエキア」と呼ばれ、昔ながらの
農法や製法で保存食品を生み出しています。
そんな歴史あるマグナ・グラエキアで、有機農法で野菜や
果物を栽培し、昔ながらの製法と必要最低限の食材を使って
保存食品を作っているメーカーがMAIDA(マイダ)です。
古代ギリシア人が植民した南イタリア及びシチリア一帯を
マグナ・グラエキアと呼び、その中にあるパエストゥムは
MAIDAにとって最も美しく、威厳があり壮大な建物としています。
そんなカンパニア州のパエストゥム遺跡が見える場所にMAIDAの
有機農法の畑があります。その農園で育てられた
野菜や果物を、古代ギリシア時代から代々受け継いできた
レシピをもとに、保存料や添加物を使用せずに保存食品を手作りしています。
彼らの作る保存食品の素材になる野菜や果物は、自然を
大切にしながら栽培されたものばかりです。また、製品の
生産は、材料になる野菜や果物の旬の時期に沿って作られます。
旬の時期のシッカリと完熟した果物や、大きく育った野菜には
イタリアの大地と太陽の恵みが詰まっていると考えられており
そのすべてを美味しく食べるために旬を大切にしています。
MAIDAは旬を大切にすることから、商品が無くなってしまうことがあります。
これは決して悪いことではなく、旬だからこそ作られる
商品をそろえている証拠と言えます。
彼らの作る保存食品はトマトを使ったパッサータや
トマトソース、ドライトマト等のイタリアを代表する商品や
アーティチョークやオリーブのオイル付けなどがあります。
また、彼らの代名詞的な商品としてコンフィチュールがあります。
このコンフィチュールは必要最低限の素材のみを使って作っているので
素材そのものの甘みや酸味を味わえることで有名です。
完熟した白イチジクやアプリコット等を収穫したら洗浄し
昔ながらのレシピをもとに砂糖と必要に応じてレモン果汁を
入れて長い時間をかけてコクのある甘く美味しいコンフィチュールに仕上げます。
奇麗なオレンジ色などがしていないのは、着色料を入れていないからです。
火を入れることとによって変化した色そのままだからこそ
添加物を使用していない証と言っても過言ではないです。