白いダイヤモンド、ピエモンテの至宝
イタリア有数の都市の一つであり、ワインの最高峰の一つ
バローロの生産地として世界的に名高いのが
北イタリア ピエモンテ州です。
ピエモンテ州の中で最も有名な街に「アルバ」があります。
この街は、ピエモンテ州で収穫されたピエモンテの至宝と
言われる白トリュフが集まる街として、世界から知られています。
アルバの街では毎年白トリュフの収穫が解禁される
10月~12月の間で、世界的にも有名な白トリュフ祭り
「アルバ白トリュフ国際見本市」が開催され
街全体がトリュフの香りと様々な食文化に包まれます。
この国際見本市は20世紀初頭から続けられており
白トリュフの長い歴史を感じながら、ピエモンテ産白トリュフが
シェフの手によって、素晴らしい料理へと仕上げられていきます。
その希少性・香り・品質の高さから「白いダイヤモンド」と
称されるピエモンテ産白トリュフが購入できるトリュフ祭りでは
世界中の美食家が集まって、連日トリュフに舌鼓を打っています。
ピエモンテ産白トリュフの歴史は前述したように長く
ピエモンテ統一前の18世紀まで遡るほどです。
歴史を重ねながら白トリュフは時代の偉人を魅了していき
1700年代にはルイ15世が、白トリュフを採るための
ハンターと犬を送るようにお願いしたという事実があります。
1800年代にはルイ18世が「フランス革命以前のように
ピエモンテからトリュフがまた来るだろうか」という
言葉を残したと記述があります。
さて、この高級でありながら美食家が求めてやまない
白トリュフですが、その取り扱いには厳格な決まりがあり
全てが法律で決められています。
収穫を開始する時期や一日に収穫できる量まで決められているばかりか
収穫できる人まで決められています。トリュフハンターと言われるハンターが
訓練した犬を連れて収穫することが許されています。
彼らの事をTrifulau(トリフラウ)と呼び、州の試験に合格したもののみが
なることが出来、彼らが収穫したトリュフのみを購入し
市場へと販売することが可能です。
芳醇でありながら繊細な香りを持つ白トリュフは
国際見本市では、色々な方法で楽しむことが出来ます。
その中で最も多いのがタヤリンとバター、もしくは目玉焼きという
非常にシンプルな組み合わせのパスタに合わせます。
これは白トリュフが卵とバターの二つの食材と
非常に相性が良いからです。
日本では勿論この組み合わせで出しているrスト卵が沢山あります。
最近は日本人らしく卵かけご飯や時期的に白子に散らして
提供するなど、その楽しみ方はいまだ発展途上と言われています。